帰国子女ならではの心の悩み

新年度が始まりましたね!

 

相変わらずのスロースターターの私です、、笑

 

少し前に、私が絶対的な信頼を寄せる

”英語未来設計アドバイザー”和田麻里子さんが

代表を務める『三軒茶屋インターナショナルスクール』が

発行する冊子に、

 

「帰国子女の英語力」と

「帰国子女ならではの心の悩み」についての

記事を書かせていただきました。

 

 

こちらの冊子には

「子ども英語最新事情」についてメインに紹介がされており、

2021年英語教育改革にむけて今知っておけなければならない

情報を丁寧に紹介してくださっています。

小学校でも英語授業は前倒しで始まってきますし、

幼児・小学生からの英語脳育成の大事さについても

説明されており、今現在子育て中のご家庭、特に

また小さなお子さんがいらっしゃるご家庭には、

まさに知っておくべき内容が存分につまっています。

 

 

そして、特集の一つとして私も記事を書かせていただいたのですが、

改めて、帰国子女である自分の子供時代を色々と思い出しました。

 

 

自分の意思と関係なく、言葉の通じない海外で

暮らさなければならないという事、友達ができても

必ず別れが来る事に対して無防備であった事、

英語ができるようでも、完璧ではないという事から

無意識に感じる劣等感など、日本に暮らしているだけでは

感じる事ない戸惑いや寂しさ、苦労があったなぁと

改めて思いました。

 

 

駐在が始まる年齢によっても、その苦労は異なってくる

だろうなと想像しますし、英語の出来と孤独感、劣等感は

直接結びついていると思います。

小さなお子さんであれば、それこそ言葉でつらさを伝える

すべがありませんし、少し大きくなっていれば、

親御さんに気を使ってつらさを言えない場合も

あるでしょう。つらい事を話してしまえば、

駐在に巻き込んでしまったと親御さんが悲しむだろうから

言えないのです。

 

駐在が始まる際も、帰国時もそれぞれ帰国子女にとっては

新たな適応をしなければいけないと、不安を抱えながら

新しい環境と向き合わなければならないし、別れを悲しんで

いる暇もありません。めくるめく環境の変化に、

心が置いてけぼりになってしまっていてもおかしくありません。

 

 

このように考えていくと、駐在の家族全員が

様々なベクトルでご苦労を抱えているんだろうと

想像する事が出来ると思います。

駐在で自分自身も必死でもがいている奥様が、

子どもも苦しんでいるかもしれないと考えたら

どれだけその苦しさも増す事でしょう。

 

 

 

 

 

改めて、心のサポートの大事さを認識させていただきました。