私自身は、ずっと臨床心理士として仕事してきたため、
海外転勤を自分自身でした事はないのですが、
父の仕事の都合で、大学に入学するまでは
色々な国を転々としていました。
2歳から4歳まで、アメリカのニューヨーク
4歳から8歳まで、イギリスのロンドン
日本に一時帰国してから、
15歳から17歳まで、バーレーンのマナーマ
その後は、両親は私が大学時代に
カナダのトロントに2年間、
私が就職後は、アラブ首長国連邦のアブダビに8年間
暮らしていました。
自ら、海外に暮らしたいと思って世界に出ていく事と、
駐在という立場で海外で暮らす事を強いられるのとは、
少しちがう、、いや、大分違う側面があるように
思います。
特に、希望したわけではないのに強いられているという事。
そして、家族の都合なので、そう簡単には
状況を変えられない事。
これは、精神的に追い込まれていく時の状況とも
似ているところがあります。
変えたくても変えられない状況。
強制させられているために募る不満。
そして、海外ならではの孤独感。
こういった過酷な状況を乗り越えていかなくては
ならないのです。
現在、海外駐在をされている皆さん、そんな風に
感じる事はありませんか?